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新型ウイルス感染の千葉県の男性 都内に電車通勤 千葉県調査

原文出處:【NHK】(所有圖文版權皆屬原著作權人所有)

13日、新型コロナウイルスに感染していることが判明した千葉県内に住む20代の男性について、千葉県のその後の調査で、男性は都内に電車で通勤していたことがわかりました。県は東京都とも協力して調査を進めています。

千葉県では13日、県内に住む20代の会社員の男性が新型コロナウイルスへの感染が確認されましたが、男性の行動歴などが詳しくわかっていませんでした。

このため、県は男性から聞き取りをして経緯を調べ、14日、改めて発表しました。

それによりますと、男性は東京都内の職場まで電車で通勤し、主にデスクワークをしていたということです。

また、潜伏期間にあたる1月20日以降、2月1日までの間に社内で開かれた3時間から5時間ほどの会議に2回参加していたことが新たにわかりました。

男性によりますと、会議には数十人が出席していましたが、男性は「中国の人らしき人が複数いたが、具合の悪そうな人はいなかった」と話しているということです。

そして今月2日に発熱したあと、4日と7日は出勤していたということです。

男性は現在も肺炎の症状が続いていて14日の午後、専門の治療ができる県内の感染症指定医療機関に転院したということです。

男性の妻や子ども、同僚に今のところ症状は出ていないということですが、千葉県は、東京都と連携してほかに濃厚接触者がいないか調べるとともに会社の関係者の健康観察を行うなど対応を進めることにしています。

男性の発症後の行動は
千葉県によりますと、男性は今月2日に37度台の熱が出たあと、熱が上がったため6日までに県内の3つの診療所や病院を相次いで受診しました。

この間、4日と7日には電車で出勤していましたが症状が改善せず、せきも出るようになったため10日、さらに別の病院を受診し、肺炎を起こしていることがわかりました。

入院して抗菌薬などによる治療が行われましたが、症状が改善しなかったため、13日、新型コロナウイルスの検査が行われ、感染が確認されました。

現在も発熱とせき、肺炎の症状が続いていて、14日午後に千葉県内の感染症の指定医療機関に転院しました。

県によりますと、男性は勤務先までは電車で移動した一方、医療機関までは自分の車やオートバイで移動したほか、発熱したあとは勤務先と医療機関のほかには特に外出していないということです。
NTTデータのシステム開発業務担う外部会社に所属
13日、新型コロナウイルスに感染していることが確認された千葉県の20代の男性について、NTTデータは、この男性は、システム開発業務を担う外部の会社に所属する男性だったと発表しました。

NTTデータによりますと、この男性は東京 港区のオフィスで働く日本人のシステムエンジニアで、ふだんは電車通勤しているということです。

NTTデータは14日未明に男性が感染したことを確認したことから、14日はこの男性が働いていたオフィスのほか、男性と接触した可能性のある別の3つのオフィスで勤務する社員らに対して在宅勤務の指示を出し、オフィス内の消毒作業を行ったということです。

またこの男性との濃厚接触が確認された14人の社員らについては、15日以降も在宅勤務を指示しているということです。